AI導入でメガバンクが3.2万人リストラの時代にネット副業で稼ぐには

人工知能(AI)が本格導入されるといろいろと便利になる反面、人員のリストラが進んで仕事を奪われるのではないかという不安が広がっています。

2017年10月末には日経新聞が「メガ銀 大リストラ時代 業務3.2万人分削減へ」という記事を掲載し、ネットニュースでも各所で話題になりました。

これはメガバンクだけの問題ではなく、製造業・サービス業・公務など全ての分野でこれから起きることの予兆といえそうです。

普段は会社員や公務員という本業があっても、その仕事がいつまでも安泰という保証はありません。

本業を頑張って続けながらも、ネット副業を始めて個人で稼ぐ力を身につけたいと考える人も増えるのではないでしょうか。

筆者は会社員や公務員(非常勤職員)を続けながら、ネット専業の行政書士を兼業するという働き方を8年ほど続けています。その経験からインターネットが副業や兼業に向いていることを強く実感しています。

最近のビックデータ解析とAI導入という新技術も、インターネットを活用する技術であり、様々なデータや自動解析・自動応答のサービスがネット上で安価に提供されるものと思われます。

もともとネット副業というのは時間や場所の制約が少ない働き方ですから、本業を続けながらテストマーケティングとして無理の無い範囲でネット副業を始めてみるのもよいでしょう。

話題のAI導入ですが、その劇的な事例として「ゴールドマンサックス社のニューヨーク本社では、2000年時には600人のトレーダー大口顧客の注文を受けて株式の売買を行っていたが、現在残っているトレーダーはわずか2人で、日々の取引作業は200人のコンピューターエンジニアが運用する自動取引プログラムに置き換えられている」というものがあります。

600人のトレーダーで行っていた取引作業が、AI導入によって2人で実行可能になったというのですから、この業務に従事していた大多数のトレーダーにとっては、AIは仕事を奪う悪夢のような新技術と感じたかも知れません。

しかし、トレーダー業務からAIのメンテナンスをするコンピューターエンジニアに転身するには、新たにプログラミングの知識・技術を身につけねばならず、そのような高度な知識は簡単に習得できるものでもありません。

本業でAI導入がされた場合、引き続き同じ業務に携わることができる確率はかなり低いものになりそうです。

こうした激変が多くの産業で予想される近い将来への備えとして、本業の他にネット副業を始めて個人でも稼ぐことができるマーケティングスキルを身につけることを目標にするのをお勧めしたいと思います。

会社員・公務員などの勤め人の給料は決まっていて、自由時間の確保も難しいところがあって、そこに不満があるという人も多いのではないでしょうか? ...

そのネット副業には、次のような種類があります。

(1)アフィリエイト

(2)情報商材の販売

(3)サービスの販売サイト

(4)他者の商材の販売代行サイト

(5)せどり、転売ビジネス

これらは情報サイト、販売サイト、メルマガ、SNSなどの情報メディアを運営し、自分の扱う商品・サービスを販売したり、他者の商品・サービスの広告を行って収益を上げるのが基本形となります。

サイト構築が難しいというイメージがあるかもしれませんが、WordpressやSimplicityなどのツールを使えば、HTMLタグやスタイルシートなどの知識が無くてもウェブサイトを運営することが可能です。フェイスブックやブログに投稿する感覚で運営できるので、必要な能力は目的に沿った原稿を継続的に書く力です。しかも、これらのツールは無料で利用することができます。

ネット副業をスタートする敷居は本当に低くなっています。

こうしたネット副業の種類について、もう少し詳しく見ていきましょう。

(1)アフィリエイト

グーグル・アマゾン・楽天などが広告代理店としてアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)を運営し、そこに出稿された広告を自分が運営するサイトに表示し、その広告のクリック数や商品販売実績に応じて報酬を得るビジネスモデルです。

ASPには「クリック保証型」と「成果報酬型」の2つのモデルがあり、前者はサイト閲覧者が広告枠を見てクリックすれば報酬が発生するのに対し、後者は広告枠のクリック後に商品購入等のアクションがあって報酬が発生します。「クリック保証型」の方が収入につながりやすいですが広告単価は低くなり、「成果報酬型」は収入になるまでのハードルが高いのですが広告単価も高くなる傾向があります。

ブログを運営しASPに登録すればアフィリエイトを始めることはできますが、それだけでは多数のブログの競争環境に埋没してしまい、アクセス数(PV数)もアフィリエイト収益も上げることは困難です。アフィリエイト収益を上げるためには、ブログと広告案件の方向性を定める必要があります。

ちなみに筆者も運営サイトアフィリエイト広告を掲載していますが、その収益は小遣い稼ぎレベルです。

(2)情報商材の販売

個人のビジネス経験やIT機器の活用法、健康維持のノウハウ、料理のレシピ、旅行情報、趣味に関する情報などについてマニュアルを作成し、PDF文書や動画ファイルとして記録し、それを自作のサイトにて販売するビジネスモデルです。

原稿執筆からサイト制作まで自分だけで行うことができるので、経費はゼロで売れた分は全て純益になります。ただし、無名の著作者の作品になるので、売るためには販売サイトの内容を充実させる必要があります。

筆者は各種契約書の雛形(WORD文書)をネット販売していますが、これも広義では情報商材の販売といえるでしょう。

(3)サービスの販売サイト

個人で提供できるサービスを広告して販売するビジネスモデルです。例えば、ウェブサイト制作の代行や旅行ガイド、パーティーの司会業などの実績をサイトに掲載して、そうした業務依頼を募集するものです。

筆者は金銭貸借や離婚などの公正証書の作成に関する業務をサイトで募集していますが、これもサービスの販売サイトといえるでしょう。

(4)他者の商材の販売代行サイト

自身で販売する商品が無い場合でも、知り合いの商売について販売サイトを作って運営を代行し、手数料をもらうビジネスモデルです。商品所有者との営業交渉が必要になり、関係性を維持するための努力も求められます。

クラウドファンディングや民泊などの仲介サービスを実施するサイト運営もありますが、大規模なシステム開発は個人では難しいため、サービス範囲を絞った小規模なマッチング・サービスを提供することを考えた方がよいでしょう。

(5)せどり、転売ビジネス

せどりは、古本を買い取ってオークションで販売して差益を得るビジネスモデルです。転売ビジネスは、eBayなどの海外オークションから珍しい商品を仕入れ、それをYAHOO!オークション等の国内オークションで転売するビジネスモデルです。逆に国内商品を海外で売る場合もあります。ある程度の仕入れ費用の負担とトラブル時には語学力も求められます。

以上のようなウェブサイトを運営すること自体には、プログラミング知識は不要であり、初期費用もそれほどかかるものではありません。

必要なのはウェブサイトを閲覧して頂ける方にとって有益な情報を提供するために、原稿をわかりやすく書くことです。

このようなネット副業をスタートするのは簡単なことです。ただ、実際にウェブサイトの閲覧者を増やして注文を得るには、ウェブサイトに掲載する情報を更新し続ける努力が不可欠です。

既に販売実績がある商材を扱う場合には、YOHOO広告などの有料ネット広告を利用して集客を図るのが早道ですが、ネットでテストマーケティングを行って徐々に販売体制を整えていきたい場合には、検索エンジンから集客をするSEOを意識する必要があります。

検索エンジンで目的のキーワードを上位表示するためには、投稿する記事の質と量が必要になるため、サイトに記事投稿を毎日行っても、ある程度のページビュー数が得られるようになるには1年単位の時間も必要となります。

そのような長期的な取り組みは、独立開業をされた方では精神的に耐えられるものではありません。生活の支えとなる本業があって、その上でネット副業にチャレンジするという意欲があれば、地道にサイト更新を続けることでネットで収益を上げることが可能になります。

個人がネット副業でマーケティング知識を身につけることができれば、その経験を本業にフィードバックして相乗効果を発揮する場面も生まれるものと思います。

インターネットマーケティングというのは、無料で使える便利なツールもそろっているので、それらをフル活用して実績を上げる楽しみがあります。そうした経験から得られる知識はネット副業以外の分野でも生きてくるものです。

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ただ、ネット副業でも戦略やサイト運営のコツを把握する必要はあります。そうした情報を効率的に学びたい場合は筆者の作成したPDFマニュアルをご参照下さい。

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